FC2動画を駆使し若者のTバック普及率とAV出演率を推計しよう

FC2統計シリーズ、三部作完結編。

いつから三部作になったのか分からないが、ともかく、今回もFC2動画を分析して世の中の趨勢を垣間見てみようの回。

 

さて、前回。女性の貧困とVIO脱毛普及率という一見まったく関連性がなさそうなことを強引にテーマにした。

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しかしこの調査によって、かの有名な某ナインティナイン岡村氏のとなえたオカムラ理論2020の部分証明に成功している。

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そうやって無駄にFC2コンテンツマーケットの動画に触れているうちに、またもやふと気になったことがある。

 

どうも若者の下着のTバック率が異常に高いように思うのだ。さらに、タトゥーも意外なほどに浸透しているように感じた。

 

両者ともに、確かに以前に比べればオープンな文化になってきたとはいえ、まだまだ少数派なはず。

ということで果たして主観が正しいのか、客観的なデータがそれを覆すのか、三たびFC2動画から分析してみようと思う。

 

さらに加えて今回は、若者のAV出演率にまで推計を広げてみようという流れ。

 

 

そもそも話

景気が良くなると、女性の眉毛が太くなったり、派手メイクで口紅の色が濃くなる、という話を聞いたことがないだろうか。

 

個人的には、世代が1周することによる流行のリバイバルと、景気循環説における偶然の一致を結び付けているに過ぎないと思うのだが、実は大真面目に論文まであったりする。

 

そう、当記事のように、不真面目そうな内容をマジメに考察してみるヒトは世の中にいるということだ。

 

さて、昨今のメイクは確かに往年のおニャン子クラブのような太眉の下がり眉で、オバQのような真っ赤なリップや、チンドン屋のようなおてもやんチークも流行った。

 

だがそれでもこの国は好景気どころか超長期デフレ中で、本来余裕で達成できていたであろうGDPが絶賛失われまくっている。

 

多くの大人にとって、好景気の象徴と言えばバブル景気だろう。

そしてそこから連想するイメージは、バブル末期から崩壊期にあったマハラジャ・ボディコン・お立ち台である。

 

加えて忘れてはならないのは、故・飯島愛氏が中心的に扇動したTバックの存在である。

つまり、もし若者のメイクがバブリーになっていれば、当然に下着がTバックが主流になってもなんら不思議ではないはずである。

 

前提

研究を進めるにあたって、基本的には前回と同様にキーワード検索を駆使する。

 

女性用下着の呼称にはかなりの数がある。例えばショーツにおいてヒップを包む形ひとつとっても、フルバックやハーフバックなど。ブラジリアン、リオバックも言う。

 

個人的には現代ではフルバックが衰退しているように感じたのだが、キーワード的にFC2においては非常に分析が難しいので、残念だが今回は割愛する。

 

またTバックの類似語としてはタンガやソングなどがあるが、さすがにそれを常用語句として使っている人はまだまだかなり少ないように思う。

 

そこでシンプルに、Tバック・紐パン、そして露出が上がっているはずという主観の元、スケスケ、セクシー下着・セクシーランジェリーのみを当研究の対象ワードとした。

 

ただしこれだと当然FC2統計の壁にぶち当たる。

つまりヒットした動画が、必ずしも若者あるいは女性とは限らないということだ。

 

ゲイや熟女モノも普通に混ざる。そして既存AVの流用も排除できないので、素人(設定)かどうかも分からない。

さらにはプレイの一環で着せている下着なのかどうかも判別不能。

 

しかしそれは前回、前々回でもだいたい想定の範囲内だ。そんなものただの誤差と言い聞かせ、華麗にスルーして分析を試みる。

 

Tバック普及率

前回同様、検索においてヒットした動画の通しナンバー、それを10区間でピックアップし、増加率のLOGを取る。

 

そのグラフがこちら。

このグラフから、信頼性が増す横軸5以降のピークにあたる動画公開日を割り出す。

 

すると凡例順に、2022/4/22、2021/11/3、2022/2/9、2021/11/10、2021/10/6、2021/12/28となった。

 

つまり少なくとも、2021年10月から12月にかけて、Tバックを含んだセクシーランジェリーは最も普及し、そしてそれは年が明けて2月から4月にかけても静かに継続しているということになる。

 

なお、動画の現在の通し番号は2850000を超えるが、実際に生きているのは741336本あまり。

先ほどの凡例順に動画本数は、8846、1478、362、593、807、2079。これらをあえて重複を無視して合計すると、14165。

 

ということは、14165/741336=約2%が全体の普及率ということになる。

これはさすがに思いのほか少なすぎる。そこで層を絞って、相関分析を試みる。

 

各層における相関

ここでは前回のデータを流用して、年齢層や属性における相関分析を行った。

 

まず主婦層。

全体として広く相関が見られ、特にママとTバックには非常に強い相関が見られた。

ただバツイチ、シンママ、妊婦はセクシー下着にはあまり興味が無いようである。

 

続いて本命の若者層。

こちらは主婦層に比べると、遥かに強い相関が見られた。特にセクシー下着との相関は圧倒的である。

 

やはり露出の高い下着をつけるのは若者が中心のようだ。

Tバックそのものとの相関は秀でて強くは無いが、少なくとも私の見立ては当たらずとも遠からずと言ったところか。

 

おまけにVIO脱毛、剛毛との相関。

全体に強い相関。

やはり脱毛に関心があり、それを施しているとランジェリーの露出具合もあがるということか。それにしてもセクシーランジェリーというワードは死語に近い気がしてきた。

 

一方で、ボーボーの剛毛であっても紐パンなどと強い相関がみられる。これはある種のプレイとして着けさせられている可能性があるだろう。

 

ついでに初心層。性に奥手な(設定)女性たちはどうなのか。

なんとセクシー下着どころか、Tバックとも非常に強い相関が見られている。

バージンでもその多くは若者層の1属性ではあろうが、初心かどうかは関係なく、若者であるということが下着の志向を左右しているということだろう。

 

では反対に、パパ活層はどうか。

こちらは意外なほどに相関が弱い。下着なんかより己のボディが武器と言うことか。

 

むしろ彼女らが下着に関心がないはずがないと思うのだが、もしかするとP活層の女性にとってセクシー下着やTバックは当たり前すぎて、訴求ワードとして機能しないのかもしれない。

 

タトゥー普及率

前半の濃すぎる内容の箸休め。入れ墨、いわゆるタトゥーの普及率も探ってみよう。

まず同様にLOGを取ったグラフ。

動画本数自体は少ないものの、刺青・タトゥ共にキーワードのピークは見られる。

 

公開日はそれぞれ、2021/10/07、2021/10/02でどちらも10月。

ここにあえてストーリーを付けてしまえば、夏に散財or/and若気の至りでタトゥーを入れた女性が動画出演を決めた時期といったところか。

 

なお、動画総数はそれぞれ496、1141なので全体から見ればせいぜい0.2%に過ぎない。

刺青は視覚的に目に入りやすいがために、印象に残ったということだろう。

 

一応、肝心の若者層との相関も見ておこう。

まったくと言っていいほど相関が見られない。前項のTバックなどと違って、完全に目の錯覚だったわけだ、無念。

 

せめてへそピアスあたりを分析しておくべきだったか。いや、同じオチになりそうだ。

 

AV出演率

さて、ここからは若者のAV出演率の推計を試みる。

 

先述のように、動画の通しナンバーは現在300万に迫ろうかというところまで来ていて、前々回のFC2統計最初の記事で言及した通り、動画のアップロードの伸びは常に右肩上がりだ。

そもそもモデルの価値として、容姿のみならず若さもその魅力の筆頭に挙げられるはずだが、他方でこの国は絶賛少子化中である。

 

もちろん既存AVや過去作の焼きまわし、同一女性によるシリーズなどもあり、一概に300万人の若者が出演したという結論にはならないが、FC2コンテンツマーケットだけでこの数字なのは驚愕すべきだろう。

 

ところでその昔、フェルミ推定的に日本人女性の200人に1人はAV嬢で、性風俗産業従事者を含めたら潜在的にもっと経験者がいるだろうと語られたことがある。

 

フェルミ推定自体への疑義はひとまず置くとして、なんとか同様の手法を用いて、FC2から若者のAV出演率を導き出せないか、研究を進めることにした。

 

まず若者の定義として、せいぜい世間的には35歳辺りまでがその範疇に入ると思うが、これはアダルトメディアにおいてはむしろ熟女や人妻モノとして扱われる年代になってしまうだろう。

 

そこで当記事における若者は、その人気のボリュームゾーンから言って、18~30歳までと定義する。

 

ここで2019年の人口ピラミッドを見ておこう。

まぎれもなく少子超高齢社会だが、政府統計によれば18歳から30歳までの日本女性は、およそ750万人だ。

 

前回の記事時点において、若者層の動画サンプルの中で最も本数が多かったのは18歳の209589本だった。なおその時点の総動画数721735本。

 

ということはFC2動画のなかで実に29%はモデルが18歳の若者ということになる。

もちろんサバ読みや設定もあるだろうが、政府統計では18歳女性は57万人しかいない。

 

若者どころか、この国は高齢者ばかりで人口自体が鋭意減少中だ。

なのに、29%が18歳の動画。驚きの割合である。

もし同一モデルの重複動画があるにしても、希少的な57万人の18歳女性の動画が、約21万本もFC2に集まっているとは、まさに異常事態。

 

ただ確かにFC2コンテンツマーケットは、国内における素人系投稿動画のディファクトスタンダードの地位にある。

そしてその出演理由は、個人撮影の趣味のみならず貧困とも深く関連していそうなことは、前回記事でも触れた。

 

であれば、国内750万人の若者のうち、本当に同等の割合がAV出演や性風俗産業の従事を決めていても、あながち的外れとも言えない。

 

ちなみにFC2動画でよくある手法は、同一モデルが前後半に分けて出演していたり、続編など2~3作続けて出演していることがある。

そこでざっくり1人平均3本動画出演をしていると仮定しよう。するとFC2における18歳女性の動画は重複無しで約9.7%ということだ。

 

とすると、若者女性750万×9.7%=実に73万人は動画出演含め、なんらか性風俗やAV嬢をやったことがあるということになる。

 

そして政府統計によれば全年齢の日本女性は6352万人だ。ということは全体の割合として73/6352=1.15%。先のフェルミ推定の値、AV嬢0.5%説と大差ない。

 

そう、もはや世の中、プチ援助やパパ活のワリキリだらけなんだーッ!!

 

な、なんだってーーーーー!?(AA略

 

と、いうわけで。この手の業界、かつ人口動態が偏りまくってる国で、いかにフェルミ推定的な発想が使えないかが分かってもらえたと思う。

 

そもそも公の職種に比べて、いわゆる「暗数」がかなり含まれていそうな職業をフェルミ推定で予想してみようってのが無茶な話だ、ということ。

 

自分の身に引きつけて考えても、同級生がAV嬢やってるなんて話を、友達の友達が~という以外で聞いた人は少ないんじゃないだろうか。

なので男性諸君は、○○人に1人がAV経験があるとかいう与太話で、現世や女性に絶望しすぎたりしないように注意しよう。

 

んで、肝心の若者AV出演率をFC2動画から推計してみるのは、あまりに実態と乖離しすぎてたぶん無理じゃねって結論。すまん、おわり。

 

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