よつまお

雑記と過去ログ置き場。時々担当が入れ替わりながら、ゆるーく不定期更新していきます。

【ZIPPOフリント】古いオイルライターの発火石が劣化して詰まった時の対処法

 

愛煙家はかなり肩身が狭くなった今日この頃。でも喫煙者に限らず、コレクターを常に魅了し続けるアイテムがZIPPO。

 

おそらくそんなZIPPO愛用ユーザーは一度は経験したこともあるであろう、着火する際のあのフリント石の詰まり問題。

まぁ定期的にメンテナンスしてればまず取れなくなっちゃうことって少ないと思うんだけど、石が小さくなったのに無理して使い続けたり、または雨に濡れたまま放置したり、あるいは長期間使用しなかったりすると起きやすい現象。

 

まぁほんと全然取れない時は取れないんだよねw

これが市販の安いオイルライターならまだしも、やっぱりZIPPOはそれなりに愛着あるわけで、できれば同じものを使い続けたいと思うんだよ。

 

まぁ一応、一昔前のフラッシュメモリよろしくZIPPOは永久保証なので、インサイドユニットも対象なわけだけど。

ただ基本的には交換されてしまうので、経年による汚れっていうか味っていうかは一新されちゃうし、ボトムコードと年代が合わなくなっちゃうのがまた残念だったりしてさ。

 

というわけで今回はそんな発火石の詰まりトラブルに対する、最も簡単な解決方法に辿り着いた話。

最初に試しがちな方法

たぶん最初に誰もが試みるのが、底から針とか尖った棒で突っついてみるっていう作戦。

症状が軽ければこれでもぽろっと取れたりするけど、頑固に固着しちゃったような石はそんな程度じゃ全然取れない。

 

んで次に試しがちなのが、精密ドライバーとかを突っ込んでガンガン叩いてみる作戦。

ただこれ、ドライバーの細さと長さがまずほとんど合わなくてまるで無力。

例えばフリントを入れる穴の内径は、

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多めに見積もって3mm以下。

 

となると結構細い精密ドライバーが必要になってくるわけだけど、ここでさらに別の問題が。そもそもインサイドユニットの大きさ自体が、

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劣化して固着したフリント部まで到達するためには、最低でも35mmくらいが必要な感じ。

 

だけど先述の細さを満たすほとんどの精密ドライバーはまずそんなに長くない。

なのでただ底をカンカン叩いているだけというオチになるわけ。

 

んで叩く、っていう動作にはまた別の問題もあって。

フリントが出てくる上部の出口には、内部に薄い金属の筒のようなものがあって。

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イラストの青い部分が劣化した着火石。んで赤い部分がその石を包む金属。おそらくこれはフリントの位置を安定させるパーツだと思うんだけど。

要はこの赤い部分は先ほど測った約3mmよりもさらに微妙に細いわけ。

 

つまり内径にピッタリサイズのものでガンガンつついたりしていると、この赤い部分がやがてフリントと共に外れて上に押し出されてきてしまう。

※もしそうなっちゃったら、ヤスリとフリントの間にマイナスドライバー的な薄いものを差してまた下に押し込んでやらないと、ホイール自体が回らなくなる。

 

というわけで、いくらZIPPOは丈夫だからといって無理やり詰まりを解消させようとすると本当に故障しかねないわけよ。

んでさらに考えがちなのが、下から新しいフリントを入れて、スプリングパーツの力を借りて押し出せばいいじゃね?とかやったりするんだけど。

 

運よくポロっといくこともあるけれど、大抵は当然発火石の固着の方が強いので、

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こんな感じでバネ押さえパーツの方が歪んでダメージを受けることになる。まぁこの程度ならバネは効くけれど、もう見た目は元の状態には戻らないよね。

 

というわけで、じゃあどうすればいいんだー!というヒトに、ようやくここから本題の対処方法。

これが一番良く取れる方法

ガンガンつついてもダメ、叩いたり押し込んだりしてもダメ。。

 

「だったら削ればいいじゃない。」ってことでそう、ドリルの登場。

いまは便利な時代になったもんで、某ダイソーの工具コーナーで簡単にドリルの先端が手に入るわけよ。

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んでチョイスするのは先ほど測った内径3mmよりも細い、この2.5mmや2.8mmがあるこういった種類。この時は同じく必要な長さも考慮してね。

 

あとはひたすらこれでガリガリ詰まったフリントを掘り進めていく。まぁもしあれば手回し式のドリルに付けて使った方が楽かな。

ちょっとした固着ならすぐ取れると思うんだけど、頑固なフリントの場合は素手でやると痛くなっちゃうので。

 

かといって電動ドリルだと調整が難しいっていうか、ドリル先端の太さや回転スピードを慎重にやらないと、それこそ先ほどのイラストの赤い部分やフリントスプリングが固定されるねじ溝を削りかねない。

 

そんなこんなで順調に削っていくとどんどんフリントの粉が出てくる。

んでしばらく削ってると何やら手ごたえを感じたので、軽くユニットをトントンすると無事取れた状態がこれ。

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うん、ほぼ新品に近い長さの発火石が詰まってたんだねw ドリルで割れて出てきたけど、そりゃ針程度で取れるわけないやって感じ。

 

というわけで、なんだかんだ無事解決したけれど、先ほど歪ませたフリントスプリングはもう戻らない、、

もしこの記事を読んだアナタは、せっかくのお気に入りのZIPPOは大切に扱おうねw

もう同じくバネを痛めちゃったぜ!ってかたには非純正だけど、着火率も良くなるという交換用パーツもよろしければどうぞ。