【ワガママな人シリーズ】目を合わさない、向き合わない、歩み寄らない

巷に一定数存在する「ワガママな人」をテーマに考えてみる。

 

掲題の通りなわけだが、人と会話するときに目を合わせない、相手の方向に体を向けない、話しかける時に歩み寄らない(物理的な意味で)人たちを紐解いていく。

 

そもそも会話ってなんぞや?

会話とは人と人との関わりにおいて重要な役目を担うコミュニケーションのひとつだ。

 

例えば相手と親しくなった時、または相手に好意を持っているとき、あるいは自分をもっと知ってほしいとき、人は一体どんな行動を取るだろうか?

 

・その人の目を見て話す

・相手の方に姿勢を向ける

・相手の近くで話をする

などなど。

 

そう、少なくとも掲題とは真逆の状態になるはずだ。しかし世の中には、掲題のようなタイプの人が確かに存在する。

 

もちろんそういった態度をとる理由ということは、相手を拒絶していることの表れ(意識的か無意識的かは別として)でもあったり、一種の恥ずかしさや自信のなさ、あるいは警戒心や防御本能の表れでもある。

 

しかし、一定程度親密になってさえもそれを繰り返す人がいる。

それは果たしてなぜなのか?

 

受け身なコミュニケーションを好む人

つまり、

・人の目を見て話さない→逆に相手は常に自分を見てくれているもの

・相手の方に姿勢を向けない→逆に相手は常に自分の方を向いてくれるもの

・相手の近くで話さない→逆に相手は常に自分の方に寄って来てくれるもの

 

そう、単に「受け身」なのだ。

こういう人たちにとって、コミュニケーションは自らが主体的に行うものではなく、誰かが率先して行ってくれるもの、という認識を持っている。

 

確かに「受け身」のコミュニケーションは楽だ。

しかしよくキャッチボールにも例えられるように、決して一人では成り立たない。

 

自分が受け身でいられるのは、他方で相手が能動的に気遣っていてくれているからこそ成立している。

だが、そういった人たちはそのことに気づかない。いや、仮に気づいていたとしても性格的に直すことができるのは稀だ。

 

そんな時にアナタが取れる対処法は、大きな心で受け入れるか、妥協して諦めるか、はたまた距離を取るか、だ。

決して真剣になって改善させようとしてはならない。それはアナタ自身が無駄に疲弊するだけだ。

 

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