よつまお

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天然コットンが安全で化学繊維は危険?かぶれやアレルギーの原因とは?

四方山話シリーズ。さて現代において、綿100%とかオーガニックコットンといえば。

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コスメ分野、アパレルアイテムや衣服をはじめ、赤ちゃんの紙おむつなどのベビー用品、女性の生理用ナプキンなどなど、

そういった素材を使ってますよー感をセールスポイントとして前面に打ち出した商品が数多く存在するね。

 

確かに綿は一定の吸湿性にも速乾性にも優れていて、かつ肌触りも心地よい素材なのはその通りだと思うよ。

 

でもさ、ちょっといい加減、"天然"コットンだから「良いモノ」とか、逆に"化学(合成)"繊維だから「悪者」みたいな発想、いわゆる天然が「安全」信仰みたいなのをやめませんか、って話。

 

化学繊維の「化学」って部分を意識しすぎ

「化学」繊維だとそこに含まれる「化学」物質が肌に吸収されちゃう、とでも思ってるのかな。一部の粗悪品を除いて、もうやめようよ、そんな不毛な危険神話。

むしろ合成繊維の開発・登場によって、安価に高品質なものを大量生産できるようになって、いままで人類がどれだけ恩恵を受けてきているかって話でさ。

 

っていうか、どっちも所詮はただの「繊維」だから。

名称なんて製造過程の話であって、それが天然だろうが合成だろうが、元々アレルギー持ち以外の「ほとんどの人において」関係ないっての。これは食品分野でも似たようなこと言えるけどさ。

 

繊維製品であれば、それぞれの素材の特性や機能を理解して、それをバランスよくミックスさせた商品こそ最も優れているんであって、天然だから無批判に良い物って納得しちゃうのは発想としておかしいからね。

 

えーとさ、例えば赤ちゃんの肌、というかお尻。デリケート中のデリケートで、いわゆる"おむつかぶれ"に一度も悩まされたことがない親はいないんじゃないか、っていうレベル。

 

でもその赤ちゃんのお尻を包み込んでいる素材って何よ?いわゆるオーガニックコットンなのかね?

もちろんそういう商品もあるし、なんだったら綿100%の布おむつもあるよ。

 

でもほとんどの子育て家庭で使ったことがあるであろう「一般的な紙おむつ」は、通気性を重視するためにポリエステルの不織布であったり、高い吸水性のために高分子ポリマーを使っているわけよ。

 

何が肌に主にアレルギーを起こすんだろう?

そんな紙おむつ。日夜メーカーではさまざまな商品開発がなされているのに、それでも「かゆみ」や「かぶれ」が起きちゃう原因はなに?素材の問題?綿じゃないから?

 

いやいや、単に一定時間「汗や尿・便が肌に触れている」からでしょ。湿気っぽいおむつの中で、それらが皮膚の常在菌によって分解されて、刺激物になってるだけじゃない。

 

てか人生で一度は「おもらし」しちゃった経験ある人もいるよね?

衣服にしみ込んだ尿が乾かずずっと肌に当たっている状態、あれがどれだけ不快でどれだけ肌にストレスを与えるか、感覚的にわかるよね?

 

紙おむつにおいては、それをどうしたら素早く吸収させるか、かつ尿戻りさせないか、そして外に漏らさないか、と同時に通気性もどのように確保するか、そんなこんなが日々素材をかえて研究されているわけよ。

 

てことで、綿じゃない=アレルギーになっちゃう、とかほとんどの人に関係ないから。

 

例えばこれは女性のパンティライナーなどのおりものシート系も同じこと。

経血の残りだったり残尿だったり、おりものなどの刺激物がずっと肌に触れているのがダメってやつ。特に女性は、常在菌であるデーデルライン桿菌によって乳酸発酵が常に行われているようなものなわけで。

 

だからちょっとお高いシートを買うよりも、きちんと拭いて日常的に清潔にして、適度な通気性がある下着を選ぶことのほうが、カンジダ予防にも通じて断然コスパいいんじゃないの?って話。 

まぁ肌ざわり的な意味合いは別として、天然コットン「だから」かぶれなくて安心!とかそんな単純な理由じゃないんだよ。

 

いや、別に何かしらのこだわりがあって綿製品を使うのはいいと思うよ。

でも一概にポリエステルとかナイロンとかそういった化学繊維・合成繊維が肌に悪いみたいな印象付けはやめようねって話。

まぁこれは消費者側もあおってるメーカー側も、両方に言えることなんだけどさ。

 

そもそも素材が良いと肌にもいいのか?

そんなこんなで、最後にちょっと面白い研究結果をひとつ。

 

肌触りもよく素材としては最高峰の一つに属する「シルク」。それを「アトピー」を持つ小児に着用してもらって「半年間」検証したところ、

「標準治療を超える臨床的・経済的なベネフィットを得られる可能性は低いことが示唆された」そうな。

biz-journal.jp

さて、信じるか信じないかはあなた次第。

 

ということで余程の理由がある人以外は天然とか化繊とかにこだわらず、好きなものを選ぼうね。

それではよい合成繊維・化学繊維ライフを!